祭りアーカイブ: くもの巣日記2

2015年7月13日

博多山笠

博多山笠の集団山見せを見てきました。本番は15日の早朝に「追い山笠」といって全力で走るのですが、集団山見せは午後3時半から呉服町から明治通りを市役所前まで見物人に見せる催しです。
天神の地下鉄駅から明治通りの角へ出て見ていました。

一番山笠 大黒流
 本体の山笠が来る前に小さな子供を連れて先触れが来ました。

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本体の山笠は力持ちの大人が担いますが、子供から老人までほいさ、ほいさとかけ声で歩いて行きます。皆が参加できるお祭りなんですね。

CIMG9832.JPG二番山笠 東流
 小学生くらいの子供も旗を持って先導します。

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続いて山笠が来ました。

CIMG9816.JPG三番山笠 中州流

CIMG9834.JPG四番山笠 西流

IMG_0418.JPG五番山笠 千代流

IMG_0427.JPG六番山笠 恵比寿流

IMG_0430.JPG七番山笠 土居流

CIMG9828.JPG一通り山笠の行列を見たので、飾り山笠を見に街を歩きます。
中州流れの飾り山笠 山笠を収容する建物が仮設で作られています。

CIMG9838.JPG川端中央街の飾り山笠 真田十勇士

CIMG9840.JPG上川端通り 船弁慶 これは去年のが飾ってあったみたいです

CIMG9842.JPG上川端通り 正調博多節

CIMG9846.JPG櫛田神社の飾り山笠 呑取名槍黒田誉

CIMG9850.JPG櫛田神社の桟敷席 15日の本番ではこの中を回ります。意外と狭い。

CIMG9854.JPG東流れの飾り山笠 義経千本桜

CIMG9858.JPG博多駅前 関ヶ原長政武勲の誉

CIMG9861.JPG裏側(見送り) サザエさん

CIMG9863.JPG最後はだいぶん疲れた顔をしています。暑い中10686歩歩きました。

2015年3月 3日

阿下喜のおひなさん

朝のテレビで「阿下喜のおひなさん」というのをやっていたので見てきました。
桑名から鈴鹿の山の方へ入っていった「いなべ市」です。なんと六石ゴルフクラブという来たことのあるゴルフ場の近くでした。

ウッドヘッド三重という商工会館がメイン会場。
IMG_8873.JPGいろいろな時代のおひなさんが並んでいました。

CIMG9093.JPG昭和20年代に流行した御殿飾り

CIMG9096.JPG2階には大きなひな壇に大集合

IMG_8877.JPGつるし飾りもあります。
IMG_8879.JPGいったい何体並んでるんでしょう。すごい迫力です。

CIMG9107.JPG商工会館だけではなくて、町中に100か所ほどひな人形を道路へ向けて飾ってあります。
CIMG9116.JPG戸を開けて見てくださいと書いてあるお宅が沢山ありました。

CIMG9124.JPG住宅事情が良くないととても飾れないですね。

CIMG9126.JPG商店街は開いてないお店が多くて寂しかったですが、観光客が歩いてました。あまり土産物屋さんや食べ物屋さんも無くて、せっかくのイベントなのにもったいない感じでした。

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2014年7月26日

刈谷の万燈祭

刈谷の万燈祭を見に行ってきました。刈谷は近いんですが、こんなお祭りがあるなんて知らなかった。
万燈祭は刈谷市銀座にある秋葉社の祭礼で江戸時代中期から230年以上続く、火難防除と町内安全を祈願するお祭りです。氏子七町に加えて市内の企業や地区から参加する万燈が町内を練り歩いて演舞ポイントではくるくると回って踊ります。

IMG_7521.JPG万燈は高さ5mくらい、重さ60kgくらいで若衆が交代で一人で担いで舞い踊ります。
子供の小さな万燈もありますが、これは娘衆の万燈。

IMG_7524.JPG演舞ポイントでは地区ごとにお囃子に合わせて舞い踊ります。
熊地区の演技 「鞍馬山紗那王と大天狗」

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IMG_7530.JPGしかし、これだけの若い衆が参加しないと成立しないお祭りを続けていくのは大変ですね。
広小路 「碁盤 忠信」

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暗くなってきて明かりが目立つようになってきた。
銀座 「伊予の鶴姫と安芸守小原隆言」

IMG_7533.JPG演舞ポイントへの出場を待つ万燈
新栄町 「本朝廿四孝の狐火」

IMG_7535.JPG地区ごとに揃いの衣装
司町 「真田幸村と麒麟」

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東陽町 「摂州大物浦 知盛亡霊」

CIMG8311.JPG寺横町 「源頼政 鵺を射る」

CIMG8310.JPG広小路五組 「和漢英雄伝 金太郎」 の演技

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2014年7月24日

山鉾巡行

後祭りの山鉾巡行をどこで見ようかと迷いましたが、暑い中で待っているより早めに見てしまった方が良いということで、9:30の御池通のスタート地点で見ることにしました。
車は昨日行った二条城の駐車場に駐めて1kmほど御池通りを歩きます。

新町通りの所にもう大船鉾が並んでいました。
CIMG8227oofuna.jpgさらに烏丸御池の方へ歩きます。南観音山が動いていました。

CIMG8234minamikannon.jpg屋根の上の電線などの障害物を見張る屋根方も広い通りでは暇そうです。
南観音山は山というけど曳き山で大きな車輪も付いているし鉾のような構造です。

CIMG8236minamikannon.jpg鯉山
 鯉山は担ぎ棒で担いでいる形ですが、実際は小さな車輪が付いています。山には真松という松の木が飾ってあります。

IMG_7486koiyama.jpg役行者山
 行列に修験者の扮装をした人が先導していました。

CIMG8230ennogyouja.jpg黒主山
 桜の木があるのが黒主山。後ろは鈴鹿山。今日の巡行では南観音山の前を行く予定です。

CIMG8232kuronushisuzuka.jpg暑いし先へ進むと人がすごいので4番より前の淨妙山、八幡山、北観音山、橋弁慶山は見られませんでした。

150年ぶりに巡行に参加する大船鉾がやって来ました。
oofunaIMG_7493.jpgコンチキチンのお囃子と音頭取りの声と扇子に合わせて、大勢の曳手が力を合わせて引っ張ります。
車輪に梃子のような棒を差し込んで方向を調整したり、車止めをあてがう車方との息もぴったり。

IMG_7495kuruma.jpg150年ぶりの巡行なら経験者居ないのに見事なものでした。

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2014年7月23日

祇園祭宵宮

今年から祇園祭の後祭りが49年ぶりに復活しました。その宵宮を見てきました。
宵宮はそれぞれの山鉾のある町内に「山鉾建て」と言って山鉾と駒形提灯を飾ります。
それぞれの山鉾ではお守りなどを頂くことができます。

「鯉山」 開運、立身出世、家内安全
 龍門の滝を登った鯉は龍になるという中国の伝説 登竜門を題材にした山
 

CIMG8205.JPG見送り はイーリアス トロイア戦争の場面を描いた16世紀のベルギー製 重要文化財

CIMG8209.JPG「黒主山」 盗難除
 六歌仙の一人、大伴黒主が桜の花を眺める姿

CIMG8213.JPG「役行者山」 厄除、安産、交通安全、肩こり
 修験道の祖、役行者が一言主神を使って葛城と大峰の間に石橋をかけた伝説を題材にした山

CIMG8215.JPG「八幡山」 子供の健康祈願、夜泣き封じ

IMG_7450.JPG八幡宮を山の上に勧請したもので小祠は江戸時代天明年間製作の総金箔のもので巡行当日に山に飾られる。

IMG_7454.JPG鳥居には八幡さんのシンボルの鳩が向かい合う。左甚五郎作の鳩が古くなり、新しい鳩が飾られる。

IMG_7453.JPG「北観音山」 厄除
 提灯と屋根の端についた屋根は山建てで置いておくときの夜露をよけるための屋根です。

CIMG8219.JPG見送りの紅地百子喜遊図は17世紀中国明朝の作というんだけど、ここに飾られてるのは今年復元慎重された「金地関帝祭礼王侯行列図刺繍」らしい。

IMG_7455.JPG「南観音山」 厄除
 楊柳観音像と脇侍の善財童子像を祀る曳山
 

IMG_7456.JPG2階から山鉾の上に上がる橋が掛けられていて、見物人が入れるようです。

IMG_7457.JPG「大船鉾」 安産、勝運
 幕末の蛤御門の変の大火で木組みや車輪を焼失し、150年ぶりに復活した。
すごい人出で警察が出て一方通行規制していました。

IMG_7458.JPG通り過ぎた反対にも長蛇の列。なんとここも乗せて貰えるらしい。

IMG_7459.JPG四条寺町の八坂神社御旅所
17日の神幸祭から24日の還幸祭までの7日間御旅どころに無言で続けて詣でると願い事が叶うと言われています。

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2014年5月22日

三国祭り

三国祭りで山車を見てきた。東尋坊の観光案内所で聞いてきたみくに文化未来館に駐車。

町を見ながら神社の方へ歩きます。商工会館前に観光客用の駐車場がありましたが10台ほどしか駐められず当然満車。お祭りで無いときには利用できそうです。

IMG_7159mark.jpg三国湊座 三国バーガーというのが気になりました。

IMG_7172.JPG材木商の旧岸名家が公開されていました。その隣で農兵節を三味線で唄っていました。

IMG_7160.JPG屋台がいっぱい。人もいっぱい。

IMG_7165.JPG山車が三国神社前に勢揃い。

CIMG7989.JPG山車が動き出すと見物の人の動きがしばらく止められると言うので、後ろの方へ移動。
ところが、山車が動き出したら前の方から方向転換して、こちらへ来た。(^^;
こんな狭い場所をすれ違うのね。

CIMG8000.JPG電線をかわすために山車に若い衆が乗って電線を竿で持ち上げます。

CIMG8003.JPG山車の中には子供が乗って太鼓とお囃子を演奏。

IMG_7166.JPG山車の方向転換するときに「ちょい やまー」とかけ声を掛けて、前と後ろの棒についた若い衆が力一杯回すのを目の前で見ることが出来ました。迫力ありますね。
三国祭りは子供から大人までそれぞれの役割があって町全体で盛り上がっているお祭りでした。
帰りにマンホールのふたの図案になっていみくに龍翔館という美術館に寄りました。
ここは明治時代にだまし絵で有名なエッシャーのお父さんの建築技師を招いて造った小学校があり、同じデザインで再現した美術館です。三国湊は昔から北前船の湊として栄えた町だったんですね。

CIMG8011.JPGここに昔の山車が飾ってありました。高さが9mくらいと今の山車の倍くらいあります。
近代になって電線が張られて高い山車が出来なくなったんだそうで、迫力とデカさにびっくり。

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