異館 - くもの巣日記2

2009年3月15日

異館

吉原裏同心 11巻

最近、小籐次、鎌倉河岸と別シリーズを読んでいたので、吉原裏同心シリーズは久し振り。
神森幹次郎と姉さん女房の汀女が吉原の用心棒をしているお話だった。
前々回で吉原が火事で焼けて仮宅での営業。前回は吉原の乗っ取りの企みを阻むところだったが、今回はその続きで、新たな勢力が吉原を狙うのと謎の辻斬り。朝鮮剣法を操る対馬藩の姫君がレズで花魁を殺すだのとややこしい。
タイトルの異館は朝鮮風の城が江戸の中に出来ている話が最後の方に唐突に出てくるが、異館の詳細は判らず、天守閣?だか屋根の上から隣の町の火の見櫓へ張り巡らしたロープに吊るした籠で逃げようとするなんて、怪人十面相の世界。江戸の町中にこんな異館は無理でしょうが。
別のシリーズでも似たようなのがあったし。
早く吉原を再建してもらわないと別のシリーズとの住み分けが難しくなりそう。次回は松平定信の影供?で京都へ行くことになりそうだし。旅先でのお話は狩りシリーズじゃなかったっけ?

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
/~mick3-com/mt/mt-tb.cgi/485

コメントする