基礎工事 2001.8.12
    第2期工事分のデッキ下は少し低くなっていて、水が溜まります。今日は朝から激しい雨が降って良く判りました。デッキの下に水溜りが出来てはいけないので、デッキの形にレンガで縁取りをして駐車場を作った時に出た粘土質の土の山とブロックのガラを敷き詰めます。
    デッキの下に草が生えるのも嫌なのでコンクリを打つのも良いのですが、面倒なのでガラや小石を敷き詰めることにします。小石なら敷地内を少し耕せばごろごろ出てきますから。

基礎工事終わり 2001.8.13
    雨が沢山降って土が柔らかいので、朝の涼しいうちに第3期分の基礎工事をしました。小石やガラを敷き詰めれば基礎工事はすべて完了です。

第3期分の設計変更 2001.8.13
    排水マスや室外機への当たり、台所口のステップなどの位置との関係でサイズを変更しました。束石は少し減らした分ビームを2枚にします。ここは廊下部分だし、多分こんなもので大丈夫だと思います。
    ビームを組み立ててから問題があればポストを追加します。

パーゴラの設計 2001.8.13
    第2期工事はパーゴラ付きです。パーゴラの柱は2×4のサンドイッチ工法で作ります。
    前の束石部分は束石とビームの間隔が少なくてアジャスタボルトを付けるスペースがありません。

    ビームとポストの材木の切り出しをして、ブレスの部分を先に作りました。サンドイッチ工法は難しいですね。
    ブレスとビームの下のポストの図

    塗装して乾燥中。暗くなってしまったので写真の写りが良くありません。
    材木の切り出しって時間が掛かるんですね。

ビームの組み立て 2001.8.14
    塗装しておいたポストにアジャスタボルトを取り付けて建物側のビームを設置します。このビームが高さの基準となるつもりなので、水平と第1期工事のデッキとの高さ合わせを慎重にやります。しかし、材木って歪んでいるのね。建物の壁の下のレベルも信用してよいか怪しいし。

ポストの構造 2001.8.14
    パーゴラの柱部分は2×4のサンドイッチ工法で作るのですが、ポストが複雑です。ビーム2枚掛けのポストなんですが、束石とビーム下端の距離が短いので真中に挟むブレースがあるとパーゴラの柱を留める長さが短くて心配です。
    柱が短い(ビームと束石の距離8cm)部分はブレース無しとします。サンドイッチの真中の柱は下までの通し柱とせず、ビームの中ほどまでのポストと分割します。また、ステンレスの150mmボルトを買ってきたのですが、束石の羽子板と当たるのでコーススレッド留めに変更します。
    パーゴラの柱を通し柱とせず、分割したので工事をデッキとパーゴラに分けて実施できます。
    ポストaはビームの高さをジャッキで合わせておいて束石とビーム下端の距離を測って作ります。
    さあ、手順は決まった。明日涼しいといいな。

ポストの製作 2001.8.15
    朝からポストを作りました。結構、面倒です。

    こちらはブレス付きポストです。こちら側のもう一枚ビームが乗ります。

    ビームの直角は直角三角形の3:4:5で210cm,280cm,350cmを測って決めました。
    暑くて捗りません。
ビームの組み立て 2001.8.15
    ポストが出来たのでビームの組み立てをしました。結局、高さの基準にするはずの建物側のビームが中央で1cmほど下がる方向にゆがんでいることが判りました。写真の中央に横に見えるアルミアングルで隣のビームとの水平を見ることにしました。
    ビームは端を仮止めして反対側をジャッキで高さを調整しながら、水平器で合わせました。
    端以外のポストはビームが固定してから束石との距離を測って現物合わせ切り出し、塗装、組み立てとやりました。
    結構、手間が掛かってビーム組み立ては一日では出来ませんでした。もっとも、暑くて日中はお休みモードですけどね。

ビーム完成 2001.8.16
    やっとビームが出来上がりました。まだ、排水マスの点検口の周りが仕上げてないけど、一応形ができました。結構、広いです。
    斜めのビームの取り付けが難しかったけど、ノミ、手引き鋸、サンダーの活躍でなんとか収まりました。
    この後、デッキに使う材料を選別して仮に並べてみました。写真は撮ったけど、もう暗かったので写りが良くありません。
    今回、ビームにはサンドイッチ工法と4×4のポストを横からコーススレッドで留めるだけの簡単工法?の併用で作りました。
    サンドイッチ工法は面倒ですが、細かい木工作業の楽しみはあるのかも知れません。出来上がれば丈夫ですしね。
    でも、4×4のポストに横から2×6のビームをコーススレッドで留める簡単工法?は楽です。ポストの長さもいい加減で良いし。
    第2期工事分はパーゴラの柱部分はサンドイッチ工法で作りました。柱を4×4ですればもっと簡単だったけどパーゴラとデッキを分割して作りたかったし、柱はひび割れしやすいですよね。普通、建築に使う柱は見えないほうに溝が切って、ひびを吸収するしくみとなっています。パーゴラのように直射日光に当たる柱は2×4の3枚サンドイッチの方が丈夫かなと思ったからです。
    明日はデッキを張れるかな。

デッキ材の切り出し 2001.8.17
    デッキ材の切り出しとサンダー掛けをしてから、キシラデコールの2度目を塗りました。写真の手前に見える5枚は1度塗り、奥の11枚は2度塗りです。こんなに色が違うんですね。
    デッキを張る前にパーゴラとかフェンス部分の柱を建てなくちゃいけないです。早くデッキを張ってしまいたいのは山々ですが、後でやり難くなりそうなので我慢して置いておくだけにして柱に掛かりますか・・・。

パーゴラの柱が建った 2001.8.17
    という訳で、午後から2×4を切り出して柱を作りました。それぞれに反っているので修正しながら3枚サンドイッチにするのはなかなか大変です。大抵は体重を掛けながらコーススレッドを打てば良いのですが、ひどいものはジャッキを使って押さえつけて打ちました。
    3枚のサンドイッチ構造でほぞが出来ているので、出来上がった柱は一人で建てて、ぴったり垂直に立っているではありませんか。しかも何も留めていないのに自立しています。ちょっと感動。上のビームもほぞになっている所は一人で組み立てられました。前面のビームはさすがにほぞがないので、仮留めする間、ちょっと持っていてもらいました。
    5角形の変形パーゴラなので柱は後1本作る必要があります。夏休みも今日まで。残念ながら第2期工事は完成しませんでした。後は、土日の休みにぼちぼちやります。
    という訳で、ウッドデッキ製作の実況中継はこれでおしまいです。また来週、見に来てくださいね。