材木のカット 2001.8.9
    第一期工事(テラス前)の材料のカッティングをしました。この間購入したスライド丸鋸の威力はすごいです。2×6がスパスパと切れます。切断面もカンナをかけたみたいにきれいです。

    げっ 長さが合わない
    カットしたビームを仮置きしてみたら、立水栓にぶつかってしまいます。(^^;; 現場合わせで測ったらなんと29cmも長いじゃないか。どこで間違えたんだろう。

    あう 羽子板がビームに当たる
    束石の羽子板の位置を間違えたみたいです。仕方がないので羽子板の厚み分ビームかポストを削ろうかな。

    テラスが傾いている
    当たり前ですが水勾配が取ってあるのでポストが垂直に立ちません。そこで自在スコヤで垂直との角度を写し取ってポストを斜めにカットします。この勾配は場所によって少しずつ違うので丁寧に一本ずつ測る必要があります。

    ポストが丸鋸で切れない
    スライド丸鋸で切れる厚みは50mmまでなので4×4の90mmは一度では切れません。まっすぐに切るなら回しながら切れば良いのですか、斜めに切るのは難しいです。
    そこで、自在スコヤで写し取った角度にスライド丸鋸を合わせて、切れるだけ切ります。1/3ほど残るので後は手引き鋸で切り落とします。結局これが一番楽でした。写真はライフソーというドゥーパ!に宣伝が出ている ものです。2×4の切断にすごく便利な鋸です。ソーガイドというガイドも買ってしまいました。

ビームの組み立て 2001.8.10
    暑いのでキャンプの時に使うターフを張って作業しました。日陰になるだけでずいぶん違います。途中で雷が鳴って夕立が降ってきましたが平気です。(^^)

    スライド丸鋸で火打ちを45度の角度切りしました。便利だねー。

    雨どいやバルコニーの柱に当たる部分など細かく調整が必要です。バルコニーの柱の基礎に当たる部分はノミで刻みました。大工さんになった気分です。(^^)

ビーム完成(第1期工事) 2001.8.10
    出来ました。テラスの上の真中部分のポストは斜め切りをしないで直角に切りました。テラスの水勾配分 3度くらい傾いています。建物側のポストはビームが建物にぴったりくっつくように斜め切りしてあります。昔の洗い場の周りは複雑な勾配で、現場合わせでX軸とY軸両方斜めに切ってあります。

    ポストが建てられない部分はシンプソン金具で接続しました。コーススレッドを斜め打ちするとピタッとくっつきます。

    ここが苦労した部分。ビームが多すぎるように見えますが、デッキの板の繋ぎ目とバルコニーの柱の切り欠き部分の支えのために必要になります。ノミで削ったビームがピタリとおさまった時は感激しました。

デッキ材の切り出し 2001.8.11
    デッキ材を切り出しました。木拾いしてここは8feet材でOKのはず。長さは243cm必要です。長さ244cmの8feet材ではなんと1cmしか余裕がありません。確か242cmで作るつもりだったのにいつのまにか1cm大きくなっている。(^^;;;;  でも、スライド丸鋸の威力で両端を5mmずつカットしてOKとなりました。
    デッキ材は木裏を上にして張ります。木表側はヒビが入るのと木表側が凹む方に反るので真中に水がたまるからです。
    木裏(中心側)
    木表(外側)

    デッキ材を木裏側がきれいなものを選別して、243cmにカットした後でサンダーをかけました。

    その後で、木口を含めてキシラデコールの2度目の塗装をしてタープの日陰で乾燥中。夕方涼しくなったらデッキを張ります。楽しみだなー。

デッキ完成(第1期工事) 2001.8.11
    午後からデッキを張りました。
    デッキ張りに活躍した道具です。
    • 曲尺
      2cm幅のものです。2×4の40mmのセンターを出すのに便利です。
    • げんのう
      デッキはステンレスのスクリュー釘 75mmのものを使いました。コーススレッドだと表面がきれいでないような気がするし、シンプソン金具のデッキコネクターは表面に全く見えないけど面倒そう。
      げんのうは両面を使い分けて最後の打ち込みに丸い方を使うとデッキの表面を傷つけません。
    • 電気ドリル
      釘は直接打たずに丁寧にドリルで穴を開けてから打つと楽できれいに打てます。材木が割れたりしないしね。
    • 冶具
      デッキ板の幅は5mmでは大きすぎるような気がして、ちょうど4mmのプラスチック製Lアングルがあったので4個作りました。
      透明のブラ板は釘箱の仕切り?です。デッキ板の端からの距離のゲージにしました。

    雨どいとバルコニーの柱の部分を逃げるためにドリルで穴を開けてノミとヤスリで仕上げました。

    塗装して乾燥中。端が細いので心配してたら、やっぱり釘を打ったら割れてしまいました。もっと大きな穴をあけるんだった。

    材木の反りは小さければ釘を打つ順番を考えて、スペーサーを取ったり、打ち込んだりして修正できます。大きなゆがみはジャッキで押さえつけます。
    実はやりすぎたことが後でわかりました。スペース4mmを合わせてきたんですが、実は2×6の材料の幅が140mmビッタリで揃っている訳ではないんですね。材木なので反りや歪みはあります。幅の違いもあります。
    時々、基準点からの距離を測って修正しないと歪んだ状態に全部合わせていくことになります。

    完成!
    243cm×162cmのミニデッキというかメインデッキへの通路ですが、なかなか格好良いです。
    今日もビールがうまい。(^^)