2009年2月25日

偽小籐次

酔いどれ小籐次留書 11巻

また御鑓拝借の仇打ちとて肥前小城藩の仕立てた偽物が騒ぎを起こす。
しかし、この回で1番の出来事は小籐次あこがれのおりょうさんと結ばれたこと。一夜の夢と小籐次はふっきってしまったようだが、おりょうさんとの仲はこの先どうなるのか楽しみ。

2009年2月24日

薫風鯉幟

酔いどれ小籐次留書 10巻

題名は小籐次の住む長屋の近くにお妾さんが住むようになり、鯉のぼりが上がっているという風景。
百姓船のうずという娘が無理やり嫁にやられそうになり、引き取ってのひと騒動。あまり大がかりな騒ぎでなく江戸の市井の生活の中での事件を描いたほうが好きですね。

別シリーズと似て来ちゃうけど。

春雷道中

酔いどれ小籐次留書 9巻

水戸へ行燈の製作指南のために出立。前作では攻城箭ら怪しい術使いやらが出て滅茶苦茶になったので、ここらで舞台を変えて気分転換か。
相変わらずご金蔵破り一味とか久慈屋の3番番頭の反乱?やら小籐次の行くところ波乱万丈。

2009年2月22日

騒乱前夜

酔いどれ小籐次留書 6巻

水戸藩へ行灯作りの指導へ行き、間宮林蔵と日本地図に絡んだ水戸藩のお家騒動に巻き込まれる。間宮林蔵が幕府の密偵だったとは。

追い腹組が雇った刺客も相変わらず次々と現れる。なんとなくマンネリかな。

 

一首千両

酔いどれ小籐次留書 4巻

紙問屋の供で水戸へ行くことになるが、竹細工の行灯作りで水戸藩との関係が出来る。
厩番だったのに、市井に住むようになってから豪商の紙問屋とか老中とか大番頭、御三家の水戸などやたら交流の世界が広がってきたね。

追い腹組とは別に小籐次の噂がもとで千両の賞金をかけられて次々と武芸者の刺客が現れる。10人と思ったが、4人でおしまいみたい。しかし、追い腹組も国元の剣術師範とか、賞金稼ぎも名のある武芸者とか次々と手強い相手が出てくるけど、絶対勝つのはこの手のチャンバラ小説ではお約束ですから。

2009年2月21日

寄残花恋(のこりはなよするこい)

酔いどれ小籐次留書 3巻

前巻で13人斬りの決闘で傷ついた体を湯冶で癒すとともに、甲府でまたまた騒ぎに巻き込まれる。老中の密偵のおしんを助けて老中にもコネが出来るし、おりょう様の主人の大番頭の危難も救うなど大活躍。
葉隠れの精神でおさまらない鍋島藩士が追腹組という結社を作って刺客に現れるしでなかなか大変。題名は葉隠れから。葉の影で人知れずそっと咲いた花が・・・ということで小籐次のおりょう様への想いを現わしているような。

2009年2月17日

竜笛嫋々

酔いどれ小籐次留書 8巻

竜笛嫋々(りゅうてきじょうじょう) おりょうが吹く竹笛が鳴り響くさま

奇妙な公家の出の高家肝入り畠山某という妖術使いにおりょうがさらわれる。
とうとう普通の剣術使いでは相手に不足になってしまい、変な催眠術だか妖術を使う相手を出現させるとともに、江戸に砦と200人からの荒くれを籠らせての攻城戦という設定。
だんだん荒唐無稽で苦しくなってきたね。

このところ、最後が決着の着くのが最後のページというスタイルが多く、あれ?終わったのという感じ。

2009年2月16日

子育て侍

酔いどれ小籐次留書 7巻

子連れの剣客を討ち果して、その赤ん坊を育てることになる。
最後で赤ん坊を片思いの「おりょう」さんに預けて刺客との決闘に挑むとは、おりょうさんとの今後の関係に進展がありそう。
今回も章ごとに一話読切りスタイルで話が片付くので、月刊誌への連載かと思ったら、巻末に書き下ろしですとありました。

2009年2月15日

孫六兼元

酔いどれ小籐次留書 5巻

酔いどれシリーズ ブックオフで見つけたのが巻が飛んでいたので、3,4を飛ばして5巻目

芝神明社の揉め事を解決したお礼に孫六兼元という名刀をもらうが、高尾山に籠って砥いでいる最中に謎の武芸者に盗まれる。
小籐次の武名を聞きつけて仇討ちだけでなく、湯屋で襲われたり忙しい。今回は章ごとに読切りの短編が5本入っているような趣きだった。

2009年2月13日

意地に候

酔いどれ小籐次留書 2

小籐次は砥ぎの仕事でなんとか江戸の町で生活していけるようになるのだが、御鑓拝借の時に倒した相手の縁者が仇打ちとして次々に挑んでくる。
江戸の町での長屋暮しがしっかり描かれていて居眠り巌音シリーズのような江戸情緒も感じられ、好きなシリーズとなりそう。
タイトルの「酔いどれ」があまり意味無いような気がするけどね。

2009年2月12日

御鑓拝借

酔いどれ小籐次留書 1巻

幻冬舎文庫の酔いどれ小籐次シリーズ
厩番の小者でありながら来島水軍流の達人、小籐次が藩主の恥を雪ぐために藩を首になって敵の4藩の大名行列に殴りこんで鑓を奪うという痛快な物語。

来島水軍流という聞きなれない流儀はいまひとつ特徴がわからないが、二尺一寸三分という短めの太刀で相手の太刀の下をくぐって中へ入り込むのがミソのようだ。

他シリーズの薩摩示現流のようなやたら飛び跳ねるのとは違うので、またチャンバラシーンも面白みがちがうかな。
シリーズものらしいが、1回で目的を果たしてしまい、次回以降どんな展開になるのかな。楽しみというかちょっと心配。