寄残花恋(のこりはなよするこい) - くもの巣日記2

2009年2月21日

寄残花恋(のこりはなよするこい)

酔いどれ小籐次留書 3巻

前巻で13人斬りの決闘で傷ついた体を湯冶で癒すとともに、甲府でまたまた騒ぎに巻き込まれる。老中の密偵のおしんを助けて老中にもコネが出来るし、おりょう様の主人の大番頭の危難も救うなど大活躍。
葉隠れの精神でおさまらない鍋島藩士が追腹組という結社を作って刺客に現れるしでなかなか大変。題名は葉隠れから。葉の影で人知れずそっと咲いた花が・・・ということで小籐次のおりょう様への想いを現わしているような。

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